リタイア生活を考えるブログ

これからの生活費は、資産運用収益をあてにしない

昨日の日経平均は大幅な上げで終わった。最近の市況の乱高下はほんとよくわからない。

例えば株価が大幅に下がっても、ドル高は維持している。消費税増税をおり込んでいるのだろうか?

自分は、投資をずっと続けたいと考えている。ゲーム的に楽しめるし、緊張感を持てるのでボケ防止にもなるだろう。また、金融リテラシーを身に着けるのも楽しそうだ。

しかし、セミリタイア開始した今、費用の核となる生活費、住居費、医療費、税、保険などの資金は、今後、年金および就労での収入を含め、現金(あるいは低リスク資産)でほぼ賄おうと計画している。

少ない資金でもやっていける

かといって、現金資産を多く持っているわけでもない。

しかし、支出を数年にわたり記録し研究した結果、低予算でもやっていけると判断した。(ずぼらでもできる支出管理の記録方法等、参考のため何等かの形で公開したいと考えている)

セミリタイアしてまだ1ヵ月だが、当初の目論見通りの支出ですんでいる。今後も何とか行けそうだ。

国の年金制度をある程度信頼

よく、賦課方式である国の年金制度はあてにならないと言われる。受給開始年齢が遅れるとか支給額が少なくなる(目減りといった方が正しいかもしれない)、それは覚悟しておかなければならないだろう。だが、自分で運用するよりはるかに年金制度の方が信頼できる。(あくまでも相対的に)

これからの年金も免除申請せずに払い込む。拠出部分の損益分岐点(年齢)は、80代半ばと試算していて、自分を含め男性では平均余命に満たない(夫婦であれば合理的か?)。
しかし、一方で民間のトンチン制の終身保険の損益分岐点は90歳程度という。税、保険の控除等の考察も必要ではあるが、年間20万円支出のお得なトンチン制終身年金保険を契約したと思えばいい。

インフレより今の株価水準の方が怖い

インフレは誰しも考える懸念事項だ。しかし、インフレになれば預金金利であってもある程度追従できる。公的年金の受給然りだ(もちろん目減りはすると思うが)。

完全には追従できない事さえわかっていれば、それほど神経質になることもないと考えている。

自分にとっては、もちろん金融緩和等の影響があるのはわかるが、株価が異常に上がっている今の状態の方が怖い。

自分にとっての最適な選択

セミリタ資金をためるのに、現役自体、もっと資産運用して金融資産を増やしていけば、より早くセミリタイア生活に入れたと思う事もある。
30代、40代でセミリタイアを目指して資産運用を開始している人は賢いと思うし羨ましい。

しかし、セミリタイア生活開始時点の今、自分ではこの方針が最適だと思っている。

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