リタイア生活を考えるブログ

セミリタの秋はコスパの高いチリワインで

セミリタイアの費用を考え始めたころから、家のみのお酒は、ハイボールか、甲種焼酎のサワーにしていた。しかし、秋を迎えた今ワインも飲みたくなってきている。

コストを抑えつつも、美味しいワインを飲もうと思えばやはりチリワインかな。

それほど安くならない

ワインといえば、誰しもまずはフランスが頭に浮かぶことだろう。

日欧EPAの交渉がまとまれば、2019年にもEUからのワインの関税が撤廃される可能性がある。となると、フランスワインが、お手頃価格で買える?

と考えたらそうでもないらしい。

もともと、EUから輸入されるワインの関税は、CIF(Cost, Insurance, Freight)の“15%かリッターあたり125円のどちらか安い方”であり、現在でもボトルあたり、最大93円の関税しかかっていない。もともと、2,000円、3,000円の通常のフランスワインが100円安くなっても、価格ではチリワインには到底及ばない。

EU内で買えば安く買えるのだろうけど(5年ほど前、欧州でプラスチックボトル入りのシャブリを買ったのだが、確か1500円位だった。)、保険・輸送コストなどが馬鹿にならないのだろうか?

安くて美味しい

チリでは、もともと欧州から持ち込まれた葡萄の木が多く、さらに、天候・土壌などワイン用葡萄の栽培に適しているらしい。また、ブドウの天敵である害虫が生息していないのも大きなアドバンテージのようだ。

となれば、栽培・醸造技術の向上に伴って、低価格で高品質のワインが産まれるのは自明の理だ。

自分は全然通ではないので、ワインを選ぶときには葡萄の品種と価格帯で選定している。例えば、ソベルネ、カーヴェニヨン、メルロー、シャルドネ、シラー、リースリングなどなど。

チリワインは、こういったなじみのある品種からできているワインが多く、5、6年ほど前から飲み始めてきていたのだが、結果(自分が買える上限の)フランスワインと遜色ないなと感じている。

これからはチリワイン

チリワインに傾倒してきたとは言っても、ハレの日とかは、奮発してフランス産のワインも飲んできていた。

でもこれからは、特別な日であってもチリワインという事が多くなると思う。コスパが圧倒的にいい。

自分の好みはコノスル。ボトルあたり800-1000円程度で、なじみの品種のワインが色々堪能できる。

通に言わせれば違うのかもしれないが、自分が満足できればそれでいい。

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