リタイア生活を考えるブログ

尾身会長が、気持ちを代弁してくれた

今日、衆院厚生労働委員会で新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が

新型コロナウイルスの感染防止に関して「個人が努力する段階は過ぎた」「後は国と自治体の対策を強化すべきだ」みたいな事をおっしゃったようです。

この言葉を聞いて溜飲が下がりました。

街中ほとんどマスクをつけている

ここのところ公共機関を全く使ってないので、街中をてくてくと歩く事が多いのですが、95%以上の人がマスクをつけていると感じています。中には、わざわざマスクを下げて、近距離で会話していたおっちゃんもいましたが、まあ例外はどこにでもいます。

スーパーで買い物をするときも、アプリで混雑する時間帯を避けて行っています。手洗い、換気はもちろんの事、アルコール、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒も欠かしません。持病もあるので、旅行も外食も控えています。これ以上どう努力せいみたいな状況です。

トップは、「気を付けましょう」ばかり

東京では、ここのところ重症者が急速に増えて危機感を募らせていますが、予兆は前々からありました。8月は若者の感染者が多かったのですが、以降は年代が上の感染者数の絶対値が上がってきてきました。もちろん重症リスクの高い70代以上もふえています。

この状況に対して、ここ数カ月の都知事のコメントは「基本対策をしっかりしましょう」「高齢者、持病のある方、体調の悪い方は、旅行、会食を控えましょう」みたいな、要約すれば、個人が「気を付けましょう」ばかり。特に腹が立ったのが、高齢者、持病のある方は「特に気をつけましょう」みたいな事を言っているのですが、高齢者、入院患者が多い施設内感染をどう防ぐかなどという具体策は、聞こえてきませんでした。

首相も、“基本対策徹底”“静かなマスク会食”みたいな、個人任せの発言が多いと思います。

 

GOTOキャンペーンに関するイニシアティブがない

国も都も、双方GOTOトラベルの東京に関する停止にイニシアティブをとろうとしない。

首相と都知事の仲が悪いから、責任のなすり合いをしていると巷では言われています。

自分は、双方ともGOTOキャンペーンの裏のオーナーである、幹事長への忖度があり、自分からイニシアティブが取れないのではと勘ぐっています。いずれにしても、都民、国民は2の次で、自分ファーストといったところでしょうか

怒りが収まった

自分自身は、外食できないのも慣れたし、旅行に行けないのも我慢できます。家飲みで十文満足しているし、散歩、Wii &Switchで運動もできています。

ただ、家族に、コロナ以外で入院している高齢者がいるのですが、電話で話す事は出来ても面会はできません。感染しないかも心配です。

しかも、地方在住なので、このままでは、退院しても、東京から会いに行くこともできないかもしれません。だらだらやってなにも対策なしの2人に怒りを覚えていました。

しかし、今日の尾身会長が言葉はソフトですが自分の気持ち(お前ら何もやってないだろう)を代弁してくれたような気がして少し心が落ち着きました

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