セミリタ後のiDeCo含め、投資の方針は一度決めてはいた。しかし最近の株価の不安定な動きや、いろいろ投資、金融等の勉強をしてみると再考しなければならないのかなと考え始めた。ここは、無理して投資をせずに少し冷静に考える時期なのだろう。
NISA
NISAは開始当初から使ってきたが、株価上昇に伴って徐々に投資額を減らしてきた。 通常のNISAは去年でいったん終了し、今年は日本株に偏っていた金融資産のリバランスを図るため多少売却もしてきた。
一方で、今年から積立NISAを始めた。
海外の資産を中心に、中期の変動に応じて積立額、積立対象を柔軟に変えながら、月々積立ててきた。1回の積立額に制限がある(例えば、月々の積立に設定すれば一回あたりの上限が、33,000円程度)ので、積立額は最大の40万円には到達せず、20万円程度の拠出になる見込みだ。
総じていえば、NISA口座の資産は減少している。
来年どうするかであるが、積立NISAは、先の一回当たりの積立限度がある事、運用商品数が少ない事もあり、少し使いづらい印象がある。
今年末、2014年投資のNISA資産が5年の期限を迎えるので、ロールオーバーも含め今後どうするか考えなおしてみたい。
iDeCo
企業の確定拠出年金をiDeCo口座に移管中。移管金額は確定していないが、そもそも、リスクの少ない資産のみ保有していたので、最近の株価変動などの影響はほとんど受けないだろう。
当初、移管金はリスク資産もふくめ運用しようと考えていたが、方針を見直して大部分はまず定期預金にするつもりだ。
iDeCoの利点のひとつはスイングが可能な事。市況を見ながらリスク資産に徐々に振替えて行けばいい。
拠出については、年内、あと最大2回くらいしかできない。しかし少しでも税金の控除に寄与できるよう、年内は65,000円ずつ拠出し、来年からは減額したい。これも定期預金あるいは債券がいいのではないか?
投資を休んで勉強するいい機会
今の市況をみると、日米株ともピークが近づいている?みたいな感じなのかなと思う。方向性も見えない。
長期的に見ると、特に日本はバブルにでもならない限りこれからも右肩上がりとは考えられない(いや今でさえ適正水準なのかも疑問だ)。
為替の水準も、アメリカの金利上昇もあって円安を維持しているのかもしれないが、長期的な視点(いわゆる購買力平価等)からみると円高に推移する可能性も高いのではないだろうか。
ここら辺はほんとよくわからない。
”わからないものには手を出すな”という投資の鉄則のとおり、今は特定口座も含め、少ないながらも手元資金を維持しながら勉強を続けるのがいいのかもしれない。
そういう結論に至ったと考えると、iDeCoの移管期間が長いのも悪くないなと思った。
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