6月で、キャッシュレス決済のポイント還元キャンペーンが終わり、巷ではマイナポイントへの対応の話題が色々出てきていますね。
自分は、何とかペイもポイント還元も興味がなかったのですが、気が付いてみれば、2月半ばから100%キャッシュレス決済生活を送っていました。原因はもちろん新型コロナ禍への対応です。
元々、コンビニやスーパーの支払いは、交通系カード(SUICA)、クレカが中心でした。現金を使うケースというのは、独りで立ち飲み屋や小さな居酒屋へ行くとき、あるいは会食つまり“割り勘を伴う”飲食の場合でした。ま、ほぼ酒関連だったわけです。
自分の場合、持病もあることから、2月から外呑みを自粛しています。なるべく人との接触を避けるため、家で飲む酒もオンライン決済でカクヤスかネットスーパーの宅配を使うようになりました。その結果、ここ数カ月現金を触ってもいません。
動機はちがいますが、キャッシュレス決済を薦めてきた国の方針にかなり貢献していますね。
但し、ニュースによると、オンライン決済の手段を持っていない人が、オンライン決済を使い始めたというケースはかなり限られているようです。キャッシュレス決済も推して知るべし。実際、あるネットスーパーで非対面での宅配を推進するため代引き不可にしたのですが、不評だったせいかすぐに代引き可に戻しています。
ポイント還元やマイナポイント等、お得な施策を国は打ち出してきていて、限られた予算のセミリタイアラーには喜ばしい事なのかもしれません。しかし、本来の国の目的に対して費用対効果というのは疑問が残ります。コロナ対策の給付金もそうですが、すべての費用は、結局自分たちが負担しなければならないと考えると、複雑な気持ちになります。