オーストラリア在住の昔の同僚の情報によると、かの地では冬の間の感染増大を制圧し、いい季節を迎えているらしい。ワクチンの導入も相まって、来年は、かなり急速に経済復興も成し遂げられる見通しのようです。
生活がもとに戻っている
情報によると、彼の住んでいる地域は、もはやマスクをしている人はおらず、学校や職場に人が戻り、BARやレストランも活況との事。多少の国内での制限(12月初頭現在)はあるもののすぐ解除される見込みだし、日常では、ほぼ普段の生活に戻っている。大規模イベントも開催されたらしいです
確認してみると
自分でも確認してみましたが、確かにオーストラリアはきれいに波が収まっているようですね。
オーストラリアにおける新型コロナウイルスの感染状況・グラフ* (reuters.com)
日本(東京)では、第2波がピークアウトした後も、一定数未満には抑えられなかった事とは対照的です。(私は、海外からの渡航制限緩和が感染者の数を“下支え”したと考えています。)
Keyは州政府の政策
彼曰く、オーストラリアは巨大な島(小さな大陸?)というアドバンテージがあるが、感染抑制のKeyは連邦政府の政策との事。
検査、トレース、隔離政策、海外との移動制限等。
同時に経済的なショックを和らげるパッケージも施しています。
日本もいいシナリオを期待したい
勿論、オーストラリアとは、人口・人口密度の規模、生活習慣等も違います。
しかし、東アジアに見られるファクターXを持っていて、個人レベルでも協力的(恒常的なマスクの着用、手洗いの習慣化)な日本であれば、政策次第では同様な結果を期待できるのではないかと考えています。
日本の政府は、2050年とか2030年の環境政策に関しては、数値目標を出しています。
それも大切でしょうけど、最重要課題である新型コロナウイルスの感染抑制のシナリオを数値目標とともに描いて、春には普通の生活に戻れることを期待させて欲しいものです。