シニアサラリーマンは、忘年会、正月、新年会のシーズンを前にして、駆け込みで健保補助の人間ドックを受ける人も多いのではないだろうか? 自分もそうだった。まあ、シーズン後にやった方がいいという人もいるが、いずれにしても人間ドックは重要だと思うし、遅くとも40過ぎたら面倒臭がらずにやった方がいいと思う。
大病が見つけられた
数年前のことになるが、人間ドックで内臓の異変が見つかった。2週間後、再検査。
1週間ほど入院しての手術が必要と言われた。
手術は無事終わり、1か月後には、運動も含め普通の生活に戻れた。今も人間ドックとは別に定期的に検査を受けなければならないが、早期に見つかった事に感謝している。
持病の経過観察
20代前半、境界型糖尿病と診断された。もともと標準的な体型で、スポーツ好き、甘いもの嫌い、今まで肥満になった事はない。診断されときはむしろ体重は標準を少し下回るくらいだった。わけがわからなかった。
その後、運動等も続け、問題なく過ごしてきたのだが、10年くらい前、加齢、責任というストレス等が原因だろうか、とうとう基準値を超えてしまった。何とか薬を飲まずにごまかしてはいるが、今後どうなるかはわからない。
その他もろもろ
ほかにも、いろいろ危険なところも指摘されている。眼も将来的には白内障になる可能性があるし、内臓の指摘も上述の大病だけではない。高血糖は万病のもとだ。指摘されていない事項でもいろいろ体の問題を自覚してきた。ひょっとしてもう健康寿命は終わっているのかもしれないと思う事もある。
自覚できてよかった
色々指摘されるのを嫌がり、仕事にかこつけ人間ドックを受けない人もいる。でも自分の場合は、自分の体質、健康状態を自覚出来てよかったと思う。
若くしてセミリタイアした人は、おそらく自分より、体の問題を抱えるリスクは少ないだろう。ストレス自体が減ることもあるが、食事とか健康管理がおろそかになることもない。
しかし、加齢だけは避けられない。また、会社勤めに起因するストレスはなくなるものの、例えば肉体的とかストレスは色々ある。
人間ドックあるいは類する健康診断だけは受けておいた方がいいのではないかと思う。