第3次補正予算案が閣議決定され、追加の歳出19兆円だそうです。もちろん国債新規発行で賄う模様。経済の事はよくわかりませんが、将来的に国民、特にリタイア民の負担が、増税あるいはインフレ等で増すのではないかと心配です。自分も、これからの生活について考え始めています。
巨額な財政出動
政府が新型コロナ対策やポストコロナを見据えた経済構造の転換などを後押しするための第3次補正予算案を可決しました。
19兆円だそうです。これで、新規国債発行額は100兆円越え、リーマンショック後の景気対策52兆円の2倍以上となりました。巨額過ぎて麻痺しそうです。
麻薬を打たれているような気分
補正予算案には、「GOTO」の延長に伴う1兆円の追加もあるようです。旅行業界と消費者ともに恩恵をうけるのですが、麻薬を打ち続けられるようなものだと感じています。(経験はないですよ!)
“じゃぶじゃぶ”に金が出回り株価も上がっていますが、それが、今後どうなるのか、どういう影響を与えるのか心配です。
財務相は、経済回復と財政再建の「両立」というような事を言っていますが、正直「両立」と「適切」という言葉を使われると、直感的に「危ない」と感じてしまいます。
直近の例では、経済と感染抑制の「両立」の為、「適切」にGOTOを推進してきたわけですが、今ボロボロですよね。
行政の頭脳である財務官僚の本音を聞いてみたいです。ま、若くして官僚をやめてしまう今の状況が、その答えなのかもしれませんが、、、、
国の目論見は
経済、財政の事は自分にはわかりません。しかし、コロナ後のシナリオとして、現役世代の賃金上昇を図りかつインフレを目論むというのはありうるシナリオかなと考えています。(そして、健康寿命が尽きる迄、生活費の為に働けと、、、)
不人気で実現の可否はわかりませんが、増税も覚悟するべきだと考えています。
いずれにしても財政再建のツケは我々に回ってきます。問題は、どの世代にどの程度ツケが回って来るかという事なのでしょう。
対応を考える
自分は、旅行等の娯楽費も含め、生活資金を個人・公的年金も含め、インフレに対してほぼ無防備な現金相当で賄い、今後もそうするつもりでした。
インフレになれば銀行の利率も上がるという考えもあるとは思います。でもどうでしょうね、私は懐疑的です。
家が持ち家なので、管理費・修繕積立金・固定費などは上昇するでしょうけど、ある程度はインフレ耐性がある資産といえるかもしれません。
但し、(すみっこですが)都区内の共同住宅なので、大地震等が来れば、棄損の度合いがかなり大きいと考えています。
資産運用資金の割合を増やす、郊外の一戸建てに買い替えるという事も頭をよぎります。が、結論は出ていません。
まだまだ、自分自身で活動を制限している時期なのでゆっくりと考えてみたいと思います。