“ゆとりある老後に必要な生活費36万円”の次は、“人生100年時代”。よく考えつくものだと思う。
このようなプロパガンダの裏には、もちろんステークホルダがいるわけで、それは、年金財政を健全化しようとしている国とか、投資促進で手数料収入を得る金融機関、FPなども入るかもしれない。悪意があってのことではないが、iDeCo NISAの施策とともに、投資促進など官民が忖度しあい、我々の考え、行動をコントロールしようとしているというわけだ。
自分は所詮庶民なので、抗うようなことはしない。但し、セミリタイアを目指すものとしては、“人生100年時代”の喧伝はより深刻にとらえなければならないと感じている。いよいよ年金受給開始時期の繰り下げ決定が、意外と早まるのではないか?つまり、人生は長い、もうちょっと働けるでしょ、年金を安定して支給できるように、開始時期遅らせてよとのメッセージのような気がするからだ。
自分としては、やはり、いつから 何歳繰り下げ?が知りたい!
わりといい線なのではないか?これをもとに、何歳から受給できるのかがわかり、そこからさらに繰り下げ、繰り上げ等を調整すればいいことになる。支給額、インフレについては未確定なところもあるが、スタート地点がある程度予測できれば対応可能だと思う。
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