ここ数年、仕事で余裕がなかったせいか、きちんと考えて投資をしてこなかった。それがセミリタイアの予算が少ない一因かもしれない。
遅きに失したかもしれないが、素人投資家として、基本に戻り投資信託の勉強を開始した。
初めての投資経験は積立投資信託
持ち株会は経験していたので、厳密に言うと“自主的に初めての”という事になる。2000年頃だろうか、給与口座から、日経平均のインデックス型投資信託を積み立て投資していった。
その後順調に日経平均は上昇していき、数十万の利益を出したところで利益を確定、ローンの繰り上げ返済資金の一部とした。
これは素人投資家のちっぽけな成功体験となっている。もっともリーマンショックも乗り越え、今も続けていればもっと利益はでていただろうが。
偏ったリスク金融資産
その後、バランス型の積立投資信託の積立等も経験して益を出しているが、運用会社を乗り換えようと換金してそのままにしてしまった。
いわゆるタイミング投資を狙い、時期を逸して放置。これは失敗だった。
一方で、時間は前後するが、ミニ株等から株式投資もはじめており、リーマンショックなどでの狼狽売り等、失敗を経験しながらも保持し続けている。
併せて、NISA口座などで特化型の投資信託も購入してはみたのだが、よく吟味していなかったせいか失敗が多い。
振り返ってみれば日本株メインという偏ったリスク金融資産構成となってしまった。
基本に戻る
日本株については、日銀やGPIFが買い入れているのでそう大きく値崩れしないだろうとの見方もあるが、それにしても個別株を持つよりはファンドにした方が安定性は高い。
また、オリンピック後や政権交代等により金融政策がどうなるかも不透明だ。アメリカの政策も気になる。
これらの理由から、基本にもどり投資信託を資産運用の柱とすべく、勉強を始めることにした。