妻への償いというと、何かしでかしたかのように聞こえるが、ここでは、自分がセミリタイアした後の妻の受ける損失補てんのこと。
セミリタイアすることを、妻は反対していない。むしろ体調を悪化させるくらいなら、自分のペースで働いたらといってくれている。また、財布が別で、生活費等はせっぱん、自分専用のアイテム例えば携帯料金などは個々で払っている。お互い好きなことには干渉しないことにしているので、自分たちが完全リタイアへと入るまではなんとかやっていけると思う。
問題となるのは二人とも天寿を全うすると仮定した場合の、彼女に残される遺族厚生年金額。これから定年まで働いたとして得られる分で得られただろう老齢厚生年金の75%分が、妻の損失となる。月額でいえばそれほどは大きくならない計算だが、歳が離れているのでその額は無視できない。
自分で定義したリタイアの定義とゆとりある老後に従えば、彼女の老後、独りになった時でも、なるべくキャッシュフローがマイナスにならないようにしたい。
策としては、
① 基礎年金部分の受給開始時期を最大限(そのころは、正規の受給開始時期は確実に70になっていると考えられるので、75歳と想定)伸ばす。
– このころは財布をあずけているような気がするので多分大丈夫
② トンチン制度を使った終身年金保険に加入させ、自分が支払う。
– それほど大きな額もかけられず、インフレリスクも考えなければならないのでちょっと難しいかな?
③ 定期的に配当がもらえるような証券型の資産を残す。
– 額は少ないが、インフレリスクには強いのでは?
と考えると、①と③の組み合わせがいいかなと今は考えている。 これで少し肩の荷がおりるかな?
ま、自分が80過ぎ迄生きられたらの話ではあるが、、、