家を買うという事は、リスクの大きい投資か(1/2)– もうしてしまったが

家を買うという事は投資の一つ

投資について勉強中。という事でマネー系の雑誌等も少し読んでみた。ある雑誌で、個人として家を買う事は、リスクの大きな不動産投資であるような記事が掲載されていた。

自分も感覚的にではあるが、不動産投資には近いと考えていた。つまりおなじような住居の賃貸料/総コスト(あるいは資産価値との組合せ)が等価的な利回りにはなるのかなと。

買ってしまっている

自分は、片隅とはいえども東京に新築の共同住宅を購入している。投資用ではなく住むためのものだ。利息やその他を含めた総コストは概算ではわかっている。

ここで、先の考えにより、修繕積立金、管理費、固定資産税等も考慮に入れて、利回りを計算してみた。結果は、年利約4%程度。考えようによっては、25年+αが回収期間で、その後は、もちろんコストはかかるものの、資産価値の減少を補えるだけの利益をもたらしてくれる。

でも、この数値にしても数年前の太陽光発電の実質利回り10%程度と比べると格段に低い。

これからの投資に制限が出る

さらに、

ポートフォリオのバランスを悪化させる

現在の家の資産価値を調べてみたわけではないが、ま、調べるまでもなく、圧倒的に自分の(今後積み立てる分も含め)リスク資産のポートフォリオ上No.1だ。言ってみればJREITそれも大都市に偏った投資をしているようなもので、バランスの取れた分散投資が難しい。

資産価値毀損リスクが大きい

首都圏には、かなりの確率で大地震が来ることが想定されている。東京直撃となれば、共同住宅の価値も大きく下がるだろう。そのまま、住めるのであればまだいい。住めなくなった場合、資産価値の減少と共に等価的なインカム(賃貸料相当)もなくなることになる。地震保険の補償額では全く補えないし、共同住宅特有の問題もある。もちろん、多額の金融資産を持っていれば、余裕なのだろうが、、、、

その点、先輩セミリタイアラーさんたちは賢い方法を選択している。

(続く)

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投稿者: 楽庵

白け世代とバブル世代に挟まれた新人類世代の1人です。 2018年に定年を待ちきれず、サラリーマン生活に終止符を打ち隠居生活を始めました。 東京の片隅でのんびりと生活しています。

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