加茂水族館を後にし、レンタカーにガソリン(1200円程度)を入れ、6時ちょいすぎに鶴岡駅前でレンタカーを返した。このころから、それまで降ってもぽつぽつだった雨が本格的に降り出してきた。
ホテル
夕食は、ローカル色の強い店とおもったがなかなか見つからない。結局、“目利きの銀次”で軽く食べた後、オープンしたてのスーパーホテルにチェックイン。記念価格でとまれる。駅からちょっと遠いが温泉付きなので旅の疲れをいやすのにはちょうどいい。部屋のテレビが壁掛けの大画面であったのもポイントが高い。温泉に入り軽く飲んで就寝した。
酒田市街
最終日の朝、ビュッフェスタイルの朝食を取り、身支度をととのえ鶴岡駅へ。昨夜本格的に降りだした雨はやんでいた。
鶴岡駅で切符500円を買い羽越本線に乗り込む。庄内平野の田園風景を眺めながら酒田駅を目指した。途中、余目という駅を通る。この駅名何かで聞いた記憶がある。後で調べたら、松本清張の“点と線”の一節に出てきていた。
40分弱で酒田駅に着いた後、重い荷物をコインロッカーにいれ、早速、山居倉庫行のバスに乗りこんだ。料金250円だったが、時間を気にしなければ街の巡回バスの方がお得だ。
山居倉庫内の展示館で、女性が最大5俵(60kg x 5)の米俵を担いでいる展示を観覧。こつもあるだろうが、やはり、日本海側の女性は働きものが多いのかもしれない。
その後、歩いて酒田港へと向かった。北前船で栄えたみなとだ。飛島迄フェリーがでていて、時間的には行けたのだが料金が高くてパス。日和山公園の高台に行き眺望を楽しんだ。
そろそろお昼だ。食堂を探すために繁華街に向かって歩いていったら、思いがけず酒まつりが開催されていたのを発見。まさに渡りに船だ。
無料の樽酒と、飲み比べのチケットで庄内平野各地の酒蔵醸造の日本酒を味わった。食事は屋台で調達、芋煮などご当地グルメが食べられる。芋煮と日本酒はとても相性がよかった。糖質制限で日本酒は飲まないようにしていたが、ま、いいか。
すっかりいい気分になった後、街歩き、旧本間家などを見学して駅へと向かった。
新庄経由で帰京
酒田で切符970円を買い、羽越本線、途中陸羽西線に乗り変え新庄を目指した。トンネルが多かったが、左手には時折最上川の風景が見える。列車のスピードはこれくらいがいい。酒祭りがなかったら、呑み鉄もどきをやってみたかった。申し少し、時期が遅かったら紅葉がきれいだろうな。
新庄駅到着時、3割引指定席券付き乗車券(8,850円)の乗車時間にはかなり時間があった。しかし、もう夕方。止まっていた新幹線の自由席に乗って帰京した。
今回は、お先に特ダネ切符やレンタカー、ホテルのキャンペーン価格により、お得に旅ができた。かかった費用は食事等も含め3万円強。
蕎麦、芋煮、日本酒などのグルメも楽しめ全体的にいい旅になった。
今度山形に来る時があれば、季節にもよるが、冷やしラーメンや今回見つけた赤湯ラーメンを食べてみたい。(了)
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