素人投資家、今でも勉強中なのであるが、あるセミリタブロガーさんのブログというか講座でとても有用な知識というか考え方を得られた。個別株の運用についての講座であったが、iDeCo/NISAの活用においても有用な気がする。
説得力がある
この講座は、ご自身(仮にYさんとする)が研究・実践された結果を公表しているもので、きちんと根拠を説明されている。テーマも視点も違うが、書籍“プロが絶対買わない金融商品″で記述されている内容の一部と根幹が一致しているところがある。
趣旨は、Yさんも含めプロは、結局、安く買って高値で売るという事であり、Yさんは底値、高値で売買するテクニックについて言及されている。
そのテクニック自体もすごいと思うが、自分が着目したのは、素人の自分も含め個人投資家は我慢が必要であるという事だ。
iDeCo/NISAの運用を焦っていた
会社を退職するとiDeCoの移管金をどう運用するかという問題がある。初期の運用の割合をどうするか?また、月々の掛金をどうするかといった事だ。
自分は、元本確保型の商品も入れようとしていたが、主体はインデックスと複数のインデックスファンドからなるfund of fundsというように考えていた。何かとにかく元本変動型も当初から入れなければいけないというような根拠のない考えと、手数料は結局とられるのだから運用せねば損という気持ちがあった。
積立NISAも、とりあえずやってみたくて、今年2月くらいから積立を始めていたが、当初はなるべく限度額迄有効に使わなければ勿体ないとの思いがあり、当初から月々33,000円積み立てていた。(途中まずいなと思い最近減額した。)
つまり、制度を有効利用として、逆に制度に振り回されていたわけだ。
振り返れば
振り返れば、まがりなりにも自分は投信の積立で2度(インデックスとそれらのバランスファンド)多くのリターンを得ている(額は多くはない)。
これらは、双方とも底値付近で積立をはじめ、上昇途中で、減額さらに中止、その後高値で売却した。タイミングは最適とは言えないがプロセスとしては正しいのではないか?
売らずに暴落をやり過ごすという選択があったとしても開始時期と積立停止時期はタイミングを合わせた方がいい。
そう考えると、iDeCoであれ、NISAであれ、積み立て開始のタイミングは今ではなく、むしろ積立中止あるいは売却のフェーズであるような気がする。
我慢が必要
iDeCoは元本確保型に資産を移す。(税軽減をねらうのであれば)積立ても元本確保型にしておく、あるいは積立を中止しておくというのがいいだろう。元本確保型でためた資産を、時が来たら元本変動型にスイングすればいい。
NISA/積立NISAも口座は開いていても、拠出しない時期というのがあってもいいと思えてきた。実際、ここ数年はNISAにあまり拠出していなかった。
まとめれば、制度は利用した方がいいが、制度に振り回されずきちんとコントロールすることが必要という事だ。それにはやはり我慢が必要
いいブログは今後もウオッチする
資産運用でいえば、他にも、アーリーリタイアを予定されているプロといえる方のブログも参考にしている。内容については、あまりにも自分の知識がなさ過ぎて、まだついていけない状態だが、今後ともウオッチしていきたいと思う。
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