セミリタイアを考えている身として、ふと終身雇用という言葉を改めて考えてみた。
何かおかしくない? 終身? 身が終わるまで雇用?
終身雇用というのは、基本的に退職するまで、同じ会社で雇用されるということ。昭和入社であれば、その後も企業年金でほんとの終身まで会社から恩恵を受けることが多い。いい制度だと思っている。確かに、自分のような能力のない身にとってはありがたい制度だ。実際、自分は、大企業、終身雇用、そして自分がその時、面白い仕事ができると思った唯一の企業に就職した。給与の高低は全く無頓着だった。とてもいい選択だったと思う。
その後、興味のある仕事を続けるために転職した。その会社は終身雇用など関係ない会社だった。だが、その会社でのサラリーマン生活が一番長かった。それだけ居心地もよかったからだ。これも良い選択だった。こう考えると、ここまでは自分は幸せ者だったと思う。
でも、なぜか終身雇用の会社に再転職、今に至っている。ここで直面しているのは、終身雇用であるがゆえに、なかなか会社を辞められない!といういと。というと、退職願いだせばいいだけじゃないということなのかもしれないが、20世紀少年の自分は、色々なしがらみでやめられないでいる。合理的に考えれば、これは会社にとっても、自分にとってもいい状態ではない。自分を引き留めて会社に何のメリットがあるのか?なんか変?
こんな不合理をさけるためには、入社20年から25年になったら、無期限であった雇用契約をいったん終了させ、役職に関わらず一年や数年の契約にしたらいいんじゃないの?と思うことがある。その後も、長く会社にいたければ、契約期間に努力すればいいし、次のキャリアをめざすものであれば、変な会社のしがらみにとらわれることもなく、次に進める。このような会社制度ができたらいいなと切に思う今日この頃であった。