2つの証券口座
証券会社を選択するにあたっての、最も重要な判断基準の一つは売買手数料かと思います。
投資額は少ないものの、私は2つの証券会社の口座を所有していて、これが見事に、インターネットでの売買手数料が最も高いレベルの口座(仮称HCA)と最も低いレベルの口座(仮称LCA)となってしまいました。
HCAは、古くから所有していたもので、それゆえ殆どの銘柄で含み益を持っており(優待目当て銘柄も多いのも理由の一つ)、売却益による課税を避ける為ホールド状態です。
一方でLCAは、数年前に開設した口座なので、これは含み損益まちまちです。
前回は、HCAだけ総合課税として申告
前回はHCA分のみ、配当収入を総合課税として申告し、3月末に還付を受けました。
LCAの方は、特定口座内で譲渡損と配当益をほぼ相殺させており、口座内で年初に還付されています。
今回は合算で分離課税として申告する事に
今年の自分の投資関連のトピックは、コロナによるLCA保有証券の暴落とHCAで保有していたドコモの上場廃止です。
ドコモ株はすでに売却していますが、20年くらい前に購入していたものなので、譲渡益が今年の全配当益を超えています。
前回のようにHCAだけ申告するとなると、譲渡益は分離課税なので自分としては、無視できないくらいの税金が取られます。
そこで、幸い(??)にも多くの含み損を抱えているLCAの銘柄をさらに売却し、合算して分離課税とし申告するよう準備しています。
分散投資を、課税回避にも活用
特に個別銘柄で分散して投資をしていると、含み損益をもつ証券も分散されます。
これらを有効に使って、譲渡益や配当益で通算する事で課税を回避することは、自分のような弱小投資家の防衛策として有効なのかなと思います。
ま、もっとも全銘柄含み益を持ち、配当益だけ総合課税(オプションとして住民税申告せず)というのが最適なのでしょうけど、、、