終戦の日に思う事

こんにちは、Sugazeeです。

 

8月は、原爆の日、終戦記念日など、心痛む日が続きます。

今日は主戦の日、完膚なきまでの敗戦、そして何より300万人の同胞先輩の命が犠牲となりました。私の祖父や親族も戦死しています。英霊たち、犠牲になった先輩方に黙とうを捧げ、平和を祈念したいと思います。

 

私が子供のころ、というともう半世紀ほど前にもなりますが、幼稚園の園長先生が、「日本は欲張りすぎて戦争に負けた」みたいな事を言っていたのを記憶しています。なぜ、またどの文脈で言ったのかは確かではありませんし、なぜ自分がその事を記憶しているのかもわかりません。しかし、その言葉はずっと頭の中に残っていて意味も理解できるようになりました。付け加えるとすれば自国の力を過信あるいは妄信していた、井の中の蛙だったことがあげられると思います。

 

終戦後74年間平和な期間が続き、経済復興を遂げた日本。その間に生まれ育った私はとても幸運だったと思います。また、今後も平和であって欲しいと願っています。

 

但し、資源も乏しい小さな島国で、これからも平和で安定した独立国で居続けるには、過度な楽観論は捨てて、経済先進国、技術立国としての地位を維持し続ける必要があると考えています。(もちろんアメリカをはじめとする同盟関係、友好友好関係の維持も必要かと思います。)

 

そのためにも財政の健全化、社会保障の充実は必須であり、今後消費税10%に続き、さらなる個人レベルでの経済的負担は増すと思います。誰しも負担は増やしてほしくはないはずです。しかし、安定した平和な社会を持続可能にするには必要なことだと自分は思っています。血の負担よりはずっといいし、バブルの時に蔓延していた過度な楽観論を信じ、急に奈落の底に叩きつけられるといった経験はしたくないはずです。

 

今の自分にできるのは、目先の「欲」、「甘言」にとらわれず迷わされず、今後の負担にどう対応して生活設計していくかを考える事だと思っています。

 

追記)私は偏った思想の持主ではありませんし、また財務省の回し者でもありません。穏やかなセミリタイア生活を続けたいと願っているだけの小市民です。

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投稿者: 楽庵

白け世代とバブル世代に挟まれた新人類世代の1人です。 2018年に定年を待ちきれず、サラリーマン生活に終止符を打ち隠居生活を始めました。 東京の片隅でのんびりと生活しています。