こんにちは 投資弱者のSugazeeです。
「巨大地震は近いうちに必ず来る！」何をいまさらなのですが、いつ起こるかは誰も判らないし、どう対応するかを真剣に考えている人は以外に少ないと思います。
投資環境も同じだと思います。リセッションは必ず来ます。但し、いつ来るかは誰も正確には判らないし、その時どう対応するかについても、自分を含め具体的に考えられない方も多いのではないかと思われます。
現時点で、資産運用成功者は多い
前回のリーマンショック後に投資を(再)始動した（あるいは投資金額を増やした）方々は、今現在、たくさんのキャピタルゲイン、ひいては金融資産を保持しているかと思われます。そういった方々は景気後退局面では、最大とはいえないまでも、かなりの利益を確定して売り抜けることも可能ですし、損失を抱えず、リセッションをやり過ごすこともできます。投資弱者の私にはうらやましい限りです。
セミリタイアブログでも
こういった成功者の方のブログをよく拝見します。億単位の金融資産を持っていらっしゃる方もいます。楽しく拝見させていただいている反面、自分の投資の参考にはほとんどしません。なぜなら、これらは、過去から現在の投資の成功体験であり、いまから追従すれば失敗する確率が高いと思っているからです。
ある程度分散して投資すれば、誰しもが利益を上げられる、そんな投資環境が良い時代は終わりつつあります。(あるいは終わっているかもしれません)。そして、そう遠くないうちにリセッションはくると予想されます。そういった変化点での後追いは危険です。
もちろん、リセッション時でも利益を上げると見受けられるブロガーさんもいます。でも、この方々はプロです。私もそうですが、多くの人は、それらの技術を持ち合わせていません。
自分に合った戦略を自分で考える
人生100年時代、老後2000万円必要等のスローガン、退職時に得られるまとまった現金（私は転職組・自己都合退職なので少なかったですが）、過去の成功体験記事など、セミリタイア開始時には新規投資の誘惑は様々あるかと思われます。
しかし、これからの戦略は今の状況を考えて、自分に合った戦略を自分で考える必要があります。
そういう観点で見ると、例えば、まとまった資金があった場合の最適戦略の１つは、（ブログでも時折拝見しますが）預金保護金額内で、少しでも高利の定期預金に預ける事なのではないでしょうか？これは所謂、マキシミン戦略（最悪を想定しても最大の利益を得られる/あるいは最小の損失で抑える戦略）にかなっていると思います。
私のマキシミン戦略
で、自分はというと。。。。
私は、日本株を中心に多少の含み益を持つ資産を保有しています。今後の戦略としては、新規投資は抑え、もちろん財務諸表等は確認しつつも、“魅力的な自社製品・サービス優待がある株を中心に継続して保有する”です。内需関連株である事、優待利回りが落ちづらい、という事でリセッション時でも結果的に株価を下支えするとの素人考えです。しかし、そんな事より、株価下がっても優待もらえるのは嬉しいというのが一番の理由です。
ずいぶん幼稚と思われるかもしれませんが、これが心穏やかに、ちょっと楽しいセミリタイア生活を継続するために立てた“精神的”マキシミン戦略です。
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