こんにちは Sugazeeです。
富裕層っていい言葉ですね。言われてみたいものです。
一般的に言われている富裕層とは、純金融資産が1億円以上と定義されています。しかし、セミリタイアしてから後は、ちょっと違うのではないかと考えはじめました。
野村総研による分類
(出典:https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2016/161128_1.pdf)
野村総研によると、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険(多分個人年金保険)などから負債を引いた「純金融資産保有額」をもとに、下記のように、富裕層およびその他各層を定義しています。
- 超富裕層 5億円以上
- 富裕層 1億円-3億円
- 準富裕層 5,000-1億円
- アッパーマス層 3,000万円- 5,000万円
- マス層 3,000万円以下
最初の頃はこれに納得していましたが、セミリタイア生活を始めてからちょっと違うのかなと思い始めました。
自分が考える富裕層とは
分類に使われている金額には依存がないのですが、基準となる金融資産の定義がちょっと違うのかなと思っています。
自分が考える定義は、簡単に言えば「今それがなくなっても、現在の生活が持続可能な純金融資産」です。
運用で生活費を賄っている人も、資産を取り崩して生計を立てている人も、その金融資産の一部あるいは全部がなくなると生計が成り立たなくなる事があります。
その資産分は層別の基準には入れるべきではなく、控除した結果残った資産が、贅沢品を買う、生活以外の目的で投資可能な富裕財産なのかなと考えます。
資産運用生活者は将来の富裕層候補
この定義からすれば、例えば、独身で家持、金融資産1億円全額投資し、年利(税引き後)3.0%で運用している方は、余裕で生活を楽しめるとおもいますが、1億なくなれば今の生活は持続可能ではありません。つまり富裕層とは言い難いのでは?と思います。
とはいっても、先の資産運用されている方が年金生活に入るころには、富裕層になれる可能性が高いですよね。うらやましい限りです。
自分はどうなのかって?
定義は色々できてしまうでしょうけど、私はある程度“ゆとり”あるマス層だと思っています。
資産取り崩し生活を続けている自分は、投資および贅沢品を購入できるための資金は3、000万円には遠く及びません。この点から言って、アッパーマス層ではありません。
しかし、公的年金生活のみの生活に入ってからも、(自分が考える)充分な年金収入が確保できるように計画しています。(その為、国民年金も付加年金含め全納するつもり)。
その意味で“ゆとり”はあるのかなと考えています。もちろん先の事は誰にもわかりませんが。
いずれにしても、富裕税を徴収するとすれば、その基準は、本物の富裕層から徴収して欲しいものです。
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