こんにちは、Sugazeeです。
前回投稿、“アメリカ版早期リタイア“FIREムーブメント”を調べた(1/2)“の続きです。
(間違っている部分もあるかもしれませんがご容赦を)
訂正
先の アメリカ版早期リタイア“FIREムーブメント”を調べた(1/2)で、MMMの家の資産$20,000と書いてしまいましたが、$200,000の誤りです。謹んで訂正させていただきます。
MMM(Mr. Money Mustache)の生活
MMMは、FIREスタート時点からコロラド州のロングモントというところに住んでいます。
Sugazeeは、かなり前になりますが、この街の近くのボルダーというところに仕事で行ったことがあります(確か初夏)。
自然に恵まれ環境が良く、学生街でもあるのですが、リタイア後の住居として、とても人気があったと記憶しています。(高地なので空気がうすいのが難点、階段上ると息上がる)。
おそらくロングモントも近い環境であると推測されます。穏やかな生活を営むには絶好の場所なのでしょう。
近年(離婚前とおもいますが)、彼は生活費の詳細を公開しています。
それによると3人家族の生活費は、$25,000だそうです。
アメリカの中流階級の生活費としては少ないようですね。
彼は、この生活に否定的なミドルクラスの輩が、“レストランで高いお酒を一杯やりながら批判している”みたいな表現でブログ内で皮肉っているようです。
4%ルール
MMMと彼の信奉者は、4%ルールというものを信じていて、それは運用資産の4%以下の生活費で暮らすという事です。
と言う事は、4%以上の年間利回り(おそらくインフレを加味すれば5-6%以上)を想定しているという事ですね。
彼のFIRE後初期の運用資産を約$600,000とすると、4%で$24,000、近年の生活費$25,000というのも納得できます。
彼は、2011年に始めたブログなどでの収入もありますが、基本の生活費は、“4%ルール”内で賄っているとの事です。
好条件はありますが、14年間守られているというのはすごいですね。
所感
もちろん自分には年齢的にも資産的にも真似できませんが、非常に面白いなと感じました。
但し、節約は別として、この方法そのままを日本で適用するには難しいのかなと考えます。
日本では未だ年功序列がなくなったとは言い難く、20代の頃の給与は抑えられているのが現状です。
30歳で2馬力とは言え、そこそこの節約で1億円近くの資産を築き上げるのは至難の業ではないでしょうか?
また、日本で、長期的かつ安定的に4%以上の利回りと考えると、(以前自分も考えてできなかった)太陽光発電投資などのタイミング、ポートフォリオ戦略、先見の明などいろいろな要素が必要になるのではないかなと考えます。
しかし、日本流にアレンジして自分なりのルール、プランニングするのも面白いと思います。
自分では、資産運用の額も目的も違いますが、何らかのルールを自分でも作ってみたいと思いました。
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