ハザードマップや地盤図を確認する
自治体が出しているハザードマップや、公共の地盤図マップなどを見てみれば、そこがどういう地形でどういう地盤なのかがある程度わかる。
ハザードマップは、住みたいと思う地域の図書館で調べた。
地盤図に関しては、ネットでもいろいろ調べられるが一番参考にしたのは“台地の解体新書”というやつ。
http://www.kanto-geo.or.jp/kaitai/
これを見ると、住みたいと思う地域の地盤がどういうものかが一目でわかる。一見良さそうなところであっても、実は盛土で地盤が弱かったりすることがわかるので役立った。
欠点は、首都圏近辺に限定されている事。(と思っていたらいつの間にか静岡地方もあった。)
しかしおそらく他の地方も、別の方法で調べられると思っている。
またいろいろなところから出ている、活断層マップも参考にした。
まあ、活断層がないところでも震源になることもあるし、東京では活断層があるかないかもわからない場所もあるので、どんなもんかなとも思う事もある。
しかし、さすがにわかっている活断層のそばには(地震発生確率が極端に少ないとしても)住みたくない。
建物
中古物件を買う、賃貸に住むという事であれば、もちろん建物の築年数は浅い方がいい。
耐震の観点から言えば、耐震基準が大きく変わった1981年6月1日という日付が1つのポイントとなる。
この日以降に建築確認を受けている*1 物件であれば、地震被害に対してある程度安心して住めると考えていた。
現在は、旧耐震基準で建てられた家を破格の値段で買って、耐震補強と同時に自分好みに改築して住むというのも面白いかもしれないなと考えたりもする。
*1 1981年6月1日以降に建てられた物件でも旧耐震基準で建築確認を受けている物件もあるので要注意です。
あとは、ずっと集合住宅を住み替えてきたので、火事などのおりにきちんと避難路が確保できているかという事はいつも考えていた。
一戸建てでも、特に家が密集しているようであれば同じかなと思う。
安心が一番
こんな事を考えながら、今の住処も選択した。利便性はよくないが安心が一番。移住するにしてもまずここら辺はチェックするようにしようと思う。
(了)
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