宝くじは期待値が低いからこそ買える

年末ジャンボが売り出されている。

現実的に資産運用しコツコツためるために、宝くじみたいなギャンブル性の高いものは買うものではないという人もいる。

しかし、自分は(今年は予算上買えないと思うが)夢を買うという事で買ってもいいと考えている。

最大のギャンブル

数学の授業で、期待値を考えると宝くじが一番のギャンブルだという事を勉強した事を覚えている人も多いだろう。他のギャンブルに比べ、期待値はかなり低い。もちろんマイナスサムゲームだ。

自分も、理数系の学生時代含め若い頃は買った事がない。

確率が支配

今はもうやっていないが、学生の頃、パチンコをしていた。昔のパチンコはやり方次第で、通算しても勝つことができた時期があった。(労力に見合わないとは思うが)

競馬はやった事がないが、これも完全な確率という訳ではないのだろう。

その点、宝くじは完全に確立に支配されている。

もちろん大安に買ったりとか、ゲンをかついだりとかする人もいるだろうが、自分の手腕で当てる!という人は見たことがない。

少額で数億円の夢

セミリタイアを目指して準備している人たちは、宝くじ頼みでセミリタイアするという事を考えていないだろう。

自分もそんな事は考えていなかったが、買ってはいた。

数億円を一度に手に入れたらゴージャスなセミリタイアができるといった夢の為。もちろん、夢はいつか覚めるのはわかっている。

期待値が低いからいい

自分も含め、一般の人で宝くじに多額の金を投入する人はいないだろう。

退職金をすべて運用に回し、多額の損失を出したというニュースは聞いても、宝くじに数十万円つぎ込んだ人は聞いたことがない。

また、他のギャンブルにのめり込んで、借金を重ねてしまったという人は聞いても、宝くじ依存症になり身を持ち崩したという人も聞いたことがない。
(当選して不幸になった人はいるらしいが)

それはなんだかんだ言っても、心の中では、期待値が低く、確率に完全に支配されている事を認識しているからだろう。貯蓄や運用とは分けて管理できる。

ロトであれば100円から買える夢。悪くはないと思う。

関連記事

投稿者: 楽庵

白け世代とバブル世代に挟まれた新人類世代の1人です。 2018年に定年を待ちきれず、サラリーマン生活に終止符を打ち隠居生活を始めました。 東京の片隅でのんびりと生活しています。