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iDeCoの注意点と方針(2)

iDeCo

セミリタイアラーは、そのおかれた状況や年金に関する考え方も多種多様で、iDeCoに関する方針も例外ではない。例えば、iDeCoを拠出も含め積極的に活用しようとする人、企業型からの移管が必須となっている状況のため、拠出はしないで運用指図だけする人、そもそもiDeCoへの移管の必要もなく、新規加入への興味がないのでNo Touchの人。人それぞれであるが、自分自身に合った方針を立てられればそれでいい。

iDeCoの注意点と方針(1)で記述したように、iDeCo移管必須の自分にとっての、注意しなければならない点は把握したつもりだ。さらに、自分の場合は、60歳まで加入していれば通算加入期間が10年を超えるので、60歳から70歳まで任意の時期に受け取り開始可能という点も頭にいれておかなければならない。 後は自分にあった方針を立てればいいだけだ。

企業型年金時は、自分の性格もあり積極的な運用はしていなかった。また、今後、拠出期間(60歳まで)は限られているため、ドルコスト法のメリットは出しづらい。今までのように安全策をとって債券等にちょぼちょぼ拠出がいいのだろうか、手数料を減らすため拠出なし?
企業型拠出年金の時はそれでもよかっただろう。しかし前述したように手数料は必ず取られる。債券等であれば、逆に資産減少してしまうかもしれない。また将来的なインフレによる目減りにも備えなければならない。

結論として、ある程度積極的な運用をすることにした。拠出期間は短いが、運用指図期間は10年まで延長できる。60歳時点で利益が思うように出なかったら、運用期間を延ばせばいい。定期預金とのスイングを使えば、ある程度中期にわたる疑似ドルコスト平均法運用もできるかもしれない。方針を一度決めてほったらかしにしておくのもいいだろうが、状況に応じて色々考えるのも今後の楽しみにできる。次は、運用機関会社を決める。

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