こんにちは、素人投資家のSugazeeです。
JTは言わずと知れた高配当株で保有されている方も多いかと思われます。しかし、株価は右肩下がり。これから買い(増し)できない状態なのではないでしょうか?
そして、自分も含めて、株価の“底”が知りたいと思っている方は多いと思います。
高配当と健全な財務状況
JTは高配当かつ健全な財務状況を持ち合わせている会社です。8月末現在で、配当利回りは7%に迫る勢い。税引き後でも5%の利回りが確保できます。1株あたりの配当は減配無し逆に増配傾向です。財務状況も健全。自己資本比率は50%を切ったものの40%は維持できています。ROEも10%を超えています。
逆風と不安要因
財務状況は健全ではあるものの、ここ数年、殆どの指標が悪化する傾向になっているのが問題かと思われます。中間決算によると17%の減益です。国内のたばこ需要の減少、海外での売り上げ比率の大きさおよび競争の激化など取り巻く環境が良くありません。もちろん、健康、ESG(環境投資)の意識の高まりも逆風の一つでしょう。
また、その状況下でも増配している事が、自分のなかでは不安心理をあおります。
そこが知りたい
とは言っても、株価の適正な水準はもっと高いと予想する方が多いようです。
そこで、JTの10年間のチャートを見ました。きれいな山型をしているのが判ります。登山で言えば下山途中ですね。
出典YAHOO Finance https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2914.T
そろそろ麓が見えてきて、適正水準に反転されるのではないかという人もいます。2,000円-2,200円が底と予想されている方もいました。
が、株価の底入れは誰しもが知りたい事、しかし素人の私が判るものではありません。
あえて挑戦
しかし、大火傷を負わない程度に挑戦してみようかなと思いたちました。
まずは試みに、
現在の株価は2,250円でPBRは1.51 ,純資産が変わらないとすればPBR1.0となる株価は1,490円でこれを仮に絶対的な底値とします。配当が150円とすれば、(2,250-1,490)/150≒5で、5年保有すれば、底値になっても損益はゼロ(税・手数料除外)という計算になります。
長期保有を前提とすれば、現行株価以下であればまあまあいいのかなと思います。
後は、実際の底、上昇に転じるタイミングですが、下落チャートを見ると2,3ヵ月の停滞期の後、やはり下落するといった事をくりかえしているように見えます。逆に2,3ヵ月の停滞の時上昇のサイン(具体的にはわかりませんが)が見えたら底からの反転なのかなと。
と、素人のとらぬ狸の皮算用で、のんびりと買い時を探ってみようと思っています。
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