こんにちは Sugazeeです。
証券会社から、NISA口座のロールオーバーの案内が来ました。検討した結果、今回は基本的にはロールオーバしない方針です。
2015年はそれほど購入していない
私の一般NISA口座を使った投資は、大部分が日本株です。
今回ロールオーバの対象となる2015年は、アベノミクスによる株価上昇の効果が出始めて日経平均が20,000円のピークの達した事もあり、素人投資家の自分としてはなかなか買いづらい状況でした。
残っているのは、時価にして60万円程度です。
ロールオーバの基本方針
NISA口座の最大のメリットは、配当・分配益および売却益とも非課税という事です。
従って、今後も高配当が続く事が期待できるか、あるいはキャピタルゲインが期待できる(逆にいえば含み損が大きくなっている)ものをロールオーバすべきと考えるのが妥当と考えていました。
キャピタルゲインによる課税はあまり考慮しない
しかし、若干方針に変更が入っています。
自分は年齢的には終活を考えてもいい年齢で、相続というものも考え始めました。
証券の相続に関しては、時価で評価されるらしいので、仮に含み益が大きくなっても、キャピタルゲインには課税されない(相続税の対象にはなりますが)事になります。
とすれば、売却益に関する課税はそれほど考慮しなくてもいいのかと考えています。
また、一般NISAなので、期間はあと5年、再ロールオーバなしです。
現行の日本の株価も頭うち状態という気もしますので、大きな売却益が期待できるというのも確率的に低い気がします。
保有株を検討
保有銘柄のうち、優待利回りの大きい銘柄に関しては特定口座に移管します。
そのうち、1銘柄は購入価額と比較すると配当利回りも悪くはない(含み益が大きい)のですが、配当の持続性も判りませんし、メリットはそれほど大きくないと判断しました。
東京電力は無配当、含み損益もトントンです。長い目で見れば株価は上がり配当も復活する事を“願っています”(余談ですが、東日本大震災の影響で、東京電力株で、自分史上1,2位を争う大きな確定損失を出しています。)
しかし、あと5年と考えると大きくは状況が動かないかなと思いますし、2023年迄は一般NISAで購入できるチャンスもあります。
従って特定口座に移すかいったん売却する事にしました。
500株所有のみずほ(と言っても株価が安い)は、ちょっと悩みました。現在含み損が10%程度、配当利回りも4.4%程度なのでロールオーバの条件に合致します。
しかし、配当額も年3、750円程度で大勢に影響がないため、基本移管する方針です。(提出期限まで、まだ日があるので変更の可能性もありますが。)
来年はどうしようか?
来年も一般NISAを続けようと考えていますが、どういう商品にするかは未だ勉強、検討中です。
今年は日本株への依存度を下げる方針でしたが、進捗状況が良くないため、日本株以外を中心のポートフォリオ構成にはしたいなとは今のところ考えています。
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